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イギリス留学時の住居のはなし

コロナ禍になってリモートワークが増えて、自身の住んでいる住居でいかに快適に過ごすか!という意識が高くなっているような気がします。

本日は、私がイギリスに留学していた時の住居のはなしです。

外国人が学生として、イギリスで住居を探すときは、概ね以下の選択肢があると思います。

  1. ホームステイ
  2. 現地の人や留学生同士で、シェアハウスやシェアフラットで共同生活
  3. 大学の寮

実は、私は上記3つ全て経験しましたので、個人的な視点でお話したいと思います。

まずは、ホームステイです。私は留学して直後は、大学付属の英語講座に約9か月通ってました。その最初の5か月を大学経由で申し込んでイギリス人宅でホームステイをしてました。

ただ、ホームステイには、言い方が雑ですが当たり外れがあります。正直・・・私は残念ながら外れでした。

まず、ホストファミリーは老夫婦の2人で、食事は別々でほとんどがレンジでチンの冷凍食品。冷凍食品に飽き飽きして、栄養失調になりそうだったので、週に1度は自炊させてもらえるように後半交渉したくらいです。

そして、食事も別々だけでなく、事務連絡以外は全くコミュニケーションをとってくれず、部屋にこもりきりでせっかくのイギリス人とのコミュニケーションが取りにくくて、英語の上達にならず残念でしたね。

また、暖房代を節約するために、夜8時以降は暖房を止められ、かつ窓からの隙間風があり、秋から冬までは地獄のように寒かったです。

これも、ホストファミリーに交渉して、隙間風が入らないように窓にテープを張ってもらい、ちょっとだけ暖房時間の延長が実現。

ただし、ホームステイは、ホストファミリーがよければ、家族のように仲良くなれる場合もありますので、これは運次第です。

次に、シェアフラットについてです。ホームステイに耐えらなくなったときに、たまたま英語講座のクラスメイト(スペイン人)のいとこがイギリス在住で、航空会社の関連で空港のグランドスタッフとして働いていて、その関係で仲良くなりました。

そのスペイン人の彼女が大学の近くにシェアフラットしており、イギリス人と4人で共同生活をしており、一つ部屋が空いたので私が5人目の住人として住むことになりました。

各人の部屋は6~8畳くらいの広さで私は3階でした。共同スペースは、単独のトイレ1つ。トイレつきのお風呂1つ。台所とリビングルーム、お庭です。

とにかく、自分で自炊ができるのが最高!イギリスの住居は家具が備え付けが多く、私の部屋にもテレビやベットがおいてありました。

私のフラットメイトは、イギリス人とスペイン人で、皆社会人で私だけがアジア人で学生でしたが、年齢は皆30代でほぼ同世代。

良かった点は、時々庭でランチをしたり、色々な話ができることでした。また、家の中の家電が壊れたときも、協力しあって家主や業者と交渉できたり出来て安心でした。

ただ、イギリス人とスペイン人は友人を招いて家飲みすることが多く好きで、その時は騒いで勉強が集中できないず辛かった・・・あとは、食器を毎日洗うことをせず、数日間もシンクにためこんだり・・・共通部分の掃除をしなかったり・・・時々意見交換の会議が必要でした(笑)

色々と愚痴のようになりましたが、結果1年半近く一番長く住んでいたので、まあこの住居スタイルが私には良かったのかもしれません。

最後に大学の寮です。語学留学だけの方は大学の寮に入ることはできないとおもいますが、大学や大学院に入れば寮に住むことも可能で、私は最後の1カ月の滞在の際に、大学の寮に住んでいました。

寮も色々あって、2~3名で住む場合もありますが、私はシャワー・トイレ付きの個人部屋に住んでました。台所とリビングルームが共同でありました。

寮のいいところは、大学院生が多い寮で一人部屋であれば比較的静かで平和に過ごせます。

しかし、10代と20代前半の大学生が多い寮だと、毎日のようにパーティーしてますので、うるさくて勉強に集中できないと、友人の大学院生がぼやいてました。

また、寮だと台所に冷蔵庫があって自炊できるのですが、名前を書いていても勝手に食材を使われたりします。私も何度かあったので、冷蔵庫に「お願い。食材は勝手に使わないで」と張り紙を貼ったりしながら、なんとか過ごしてました。

以上です。今思うとなかなかどれも貴重な経験でした。

皆さん、留学するときのご参考まで。本日はイギリス留学時の住居のはなしでした。


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