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和菓子とお抹茶:茶道のはなし

写真は、最近マイブームになっている、和菓子とお抹茶です。

皆さんは、和菓子と洋菓子どちらが好きですか?私は両方好きですが、和菓子とお抹茶の魅力を再認識したのは、20代に大阪で茶道を習ったのがきっかけでした。

20代後半に、当時大阪の関西空港で勤務しており、近くの会社の寮に住んでいました。その寮には茶室があり、月に2~3回ほどお茶の先生が大阪市内からお越しになり、安価で茶道を習うことができたのです。

その時に、必ず美味しい和菓子を大阪で買ってきていただき、お点前の時に自分でたてた抹茶と和菓子を食べながら、お茶の先生と雑談するのがとっても優雅で心落つく時間だったんです。

私が習っていた茶道は、裏千家でお抹茶は茶筅でしっかりと泡立てていました。英語のWを書くイメージで泡立てると学びました。表千家を学んでいる友人によると、表千家は、お抹茶は半分くらいに泡立てると聞きました。詳しい正確なことは分かりませんが、私はしっかり泡立てる派です(笑)

・・・という経験から、一時期は家でもお抹茶をたてれるように、茶筅、茶さじ、茶碗、棗をそろえて、抹茶を買ってお抹茶をつくるのにはまってましたが、今は、外のお店で飲むことがほとんどです。

ところで、茶道はお抹茶を飲むまでにお菓子やお茶を飲む作法の他に、お茶を入れるための様々な作法が必要です。棗や茶碗を清める、ふくさなどのさばき方や茶杓のさばき方なども、細かく作法が決まってますので、覚えるために練習が必要です。​​

この作法が「めんどくさい~」と思い、茶道が苦手な方もいると思いますが、私は、この様々な作法を練習するのが好きで楽しかったです。そして、この一連の作法をしながら、心が穏やかになる時間が好きでした。

また、茶道を習いたいな~と思う時もありますが、今はたまに和菓子とお抹茶をいただくので十分かもしれません。​