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【女性リーダー研修】心理学の要素をいれてリニューアル~アンコンシャス・バイアス

桜もすっかり散って葉桜になっていますね。写真は3月末の福岡市天神の満開の桜です。

さて、来月、女性リーダー育成の研修を行います。 

昨年も実施しましたが、今年は心理学の要素を入れて内容の半分近くをリニューアルしました。
特に、「リーダーのあり方」として、「主体的なものの見方」の重要性を伝えるにあたって、「無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)」の内容を前半取り入れました。

自分の無意識の思い込みによる決めつけや押し付けが、ネガティブな言動つながり、前向きな働き方や成長を阻害し、チーム内の信頼関係に良くない影響を及ぼすことに気づくことが重要です。

また、アンコンシャス・バイアスは、心理学の世界でいわゆる「認知の歪み」とも言われている
「~すべき」「~にちがいない​​​​​」「~は当然だ」と非現実的・非合理的な歪んだ考えが多く、​
心身の健康を失う要因でもあります。

人は、無意識の思い込みなどによって、それぞれ考え方のくせがあり、それぞれの違いは間違いではない。

そして、人は不完全な生き物であり、ありのままの自分と相手を受け入れて、お互いに寛容な心を持ちながらリーダーとしてしなやかにリーダーシップを発揮していきましょう。

・・・という内容を取り入れています。

リーダー育成の研修では、もちろん後半にリーダーとして必要なスキル「コーチング」、「アサーティブコミュニケーション」や部下指導のスキルの講義・演習も入れてますが、
まずは、リーダーシップを発揮するための「リーダーのあり方」や「主体的なものの見方」を理解してもらうこと、つまりマインドに関する内容が土台になった研修になっています。

今回は、通常よりもかなりの文献を読み、何度も修正を重ねて時間をかけました・・・心理学は奥が深く、理解が難しいですが、リーダーシップを発揮するためとても参考になりますね。

ちなみに、イギリスの大学院でビジネスマネジメントを学んだときも、欧米の心理学の内容を引用している文献も多く、改めてグローバルに通用するリーダーには必要な分野と実感しました。

女性リーダーの皆さんとお会いして研修するのが楽しみです。

 


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